当日の主なプログラム
大会長基調講演:「基本動作の理解 ‐動作をどう見るか‐ 」
講師:江口 雅之 先生(独立行政歩行人 労働者健康安全機構 中部労災病院)
司会:壹岐 英正 先生(医療法人瑞心会 渡辺病院)
特別講演:「運動の再考─『対象者の身体理解』に目を向けた理学療法の深化」
講師:長谷川 隆史 先生(名古屋葵大学 医療科学部 理学療法学科)
司会:原田 康隆 先生(独立行政歩行人 労働者健康安全機構 中部労災病院)
シンポジウム:「先人から学ぶ運動の診方」
多椎間固定術後の運動・動作について
シンポジスト:青木 一冶 先生(名古屋学院大学 リハビリテーション学部 理学療法学科)
呼吸運動の診かた
シンポジスト:岸川 典明 先生(愛知医科大学病院 リハビリテーション部)
脳卒中患者の「運動(運動と動作)」の診方
シンポジスト:村上 忠洋 先生(社会医療法人宏潤会 大同病院 リハビリテーション科)
司会:江口 雅之 先生(独立行政歩行人 労働者健康安全機構 中部労災病院)
Meet the Mentor1:「七転び八起き」
メンター:林 久恵 先生(愛知淑徳大学 健康医療科学部 医療貢献学科 理学療法学専攻)
ファシリテーター:石田 和人 先生(名古屋葵大学 医療科学部 理学療法学科)
約11年間理学療法士として臨床に従事した後、大学教員となり19年目を迎えた。
経験から得た教訓は、「七転び八起き」。大きく転べば起き上がるのに時間がかかる、それでも、起きたら前に進める。起き上がるためにどれだけの方に力をかしていただいただろう。いい機会なのでできる限りお伝えしたい。
性別の壁、ライフイベント、体力の限界、政策転換に伴う予算削減、留学時の経済格差、加齢の影響、―「もう無理だ 続けられない」と思ったことは何度もある。でも諦めが悪かった。好奇心で挑戦し続けた20代、飛び出し・飛び込んだ30代、自分に挑んだ40代、我ながら達成度に満足した記憶はないが、未経験の視野の狭い自分が設定した目標にこだわる必要はないなと思えるようになった。
メンターとしてはバランスが悪い理学療法士だが、当日は気軽に覗いていただきたい。
経験から得た教訓は、「七転び八起き」。大きく転べば起き上がるのに時間がかかる、それでも、起きたら前に進める。起き上がるためにどれだけの方に力をかしていただいただろう。いい機会なのでできる限りお伝えしたい。
性別の壁、ライフイベント、体力の限界、政策転換に伴う予算削減、留学時の経済格差、加齢の影響、―「もう無理だ 続けられない」と思ったことは何度もある。でも諦めが悪かった。好奇心で挑戦し続けた20代、飛び出し・飛び込んだ30代、自分に挑んだ40代、我ながら達成度に満足した記憶はないが、未経験の視野の狭い自分が設定した目標にこだわる必要はないなと思えるようになった。
メンターとしてはバランスが悪い理学療法士だが、当日は気軽に覗いていただきたい。
Meet the Mentor2:「がんリハビリテーションを考えてみよう」
メンター:柳澤 卓也 先生(星城大学 リハビリテーション学部 リハビリテーション学科)
ファシリテーター:尾関 伸哉 先生(マリアーナ訪問看護ステーション)
本邦におけるがん罹患者数は年々増加傾向にあります。2010年の診療報酬改訂において「がん患者リハビリテーション料」が設けられ、各施設においてもがん患者に対するリハビリテーションを提供する機会が増えているのではないかと思います。しかしながら、がんリハビリテーションの分野は運動器や神経系等の分野などと比較するとまだまだ発展途上の分野です。卒前・卒後教育も不十分であり、本学会を見てもがんリハビリテーションに関する演題は非常に少ないのが現状です。本セッションでは私がこれまで行ってきた周術期の大腸癌患者に対するリハビリテーションにおける臨床疑問や臨床疑問を背景とした臨床研究に関する内容を例に挙げてお話をさせていただき、ご参加いただける皆さんの経験等も交えてがんリハビリテーションに関する情報共有や問題提起できる場になればと考えております。がんリハビリテーションにご興味のある方は、ご参加をお待ちしております。
Meet the Mentor3:「急性期と生活期の視点をつなぐ
~退院後の生活を見据えたリハビリテーションを語ろう~」
メンター:二井 俊行 先生(海南病院 リハビリテーション科)
ファシリテーター:村田 元徳 先生(医療法人三九会 三九朗病院 地域連携推進部)
リハビリテーションは、ご本人やご家族が望む生活の実現を目標に実施される。急性期・回復期・生活期(通所・訪問)と機能分化が進む一方で、在院日数の短縮により、十分なリハビリテーションを受けられないまま自宅へ戻るケースも増えている。そのため、急性期リハビリテーションの段階で患者の主体性をどう引き出し、退院後の生活につなげるかが重要な課題となる。
一方で、生活期リハビリテーションの現場では、「入院中のリハビリテーションが退院後の生活にどう活かされているのか?」を実感する機会も多い。急性期での関わり方が、その後の生活の質を左右することを考えると、より一貫した視点が求められる。本セッションでは、急性期と生活期、双方の視点から「つながるリハビリテーション」の実践について語り合いたい。患者の主体性を引き出すための工夫や、地域での支援のあり方、多職種連携の可能性について、具体的な実践事例を共有しながら議論する場としたい。
一方で、生活期リハビリテーションの現場では、「入院中のリハビリテーションが退院後の生活にどう活かされているのか?」を実感する機会も多い。急性期での関わり方が、その後の生活の質を左右することを考えると、より一貫した視点が求められる。本セッションでは、急性期と生活期、双方の視点から「つながるリハビリテーション」の実践について語り合いたい。患者の主体性を引き出すための工夫や、地域での支援のあり方、多職種連携の可能性について、具体的な実践事例を共有しながら議論する場としたい。
大会事務局
特定非営利活動法人 愛知県理学療法学会
〒460-0002
名古屋市中区丸の内3-18-1
三晃丸の内ビル601号室
〒460-0002
名古屋市中区丸の内3-18-1
三晃丸の内ビル601号室